2005年5月の運転会
                                        文と写真 萩原

  去る5月14日,15日に今年に入り2回目の運転会をホームグランドである
の府中市生涯学習センターにて開催しました。参加者は1日目7人、2日目8人
とやや小振りでしたが、逆にこの人数だと人間交流にもまとまりがあり模型の
運転は言うまでもなく、参加者同士の会話も楽しむことのできたよい運転会とな
りました。
 今回の運転会特長は当HPを御覧になり初参加の方が数名お見えになり御
自慢の車両が各ゲージを力走したことがありました。

HOレイアウト
祝,HOレイアウトの完全複々線完成!!
 今年の初めよりレイアウト複々線工事を施工中でしたが、この程完成し列車
の並走運転を開始しました。HOの組立式のレイアウトで複々線というは私自
身も他に見たこともありません。元々が12両対応の当レイアウトにそれぞれ外
側に1線路を付け足す形で施工しました。いざ4列車が同時に運転すると交通
博物館宜しく状態の迫力と騒音でした

211系と201系の並走です。走行中の追い抜きは醍醐味でした。左隅の外側
線は改良予定で今回は仮線による高架線でした。


複々線区間は砂利撒きなどが未施工でお見苦しい限りですが、順次施工する
予定です。

Nレイアウト
 Nゲージレイアウトは今回よりカーブ部分の改良を加え一回り大型になりまし
た。



            参加者の車両群です。
 今回も前回に引き続き見る者を唸らせる車両が続出でした。
(参加者の氏名等は省略させて頂きました。)

 EF13型電機機関車 実車は箱型車体でデビューした後に旧EF58の車体を譲り受けて永く
首都圏地区の貨物に活躍をしました。この模型はなんとプラモデルの車体にパンタ等を新設し
て足回にをカトーのEF58のものを装着し一軸台車を新設するというものでした。この離れ技
により快調に走り牽引力も抜群という非常に興味を引く作品です。かつてプラモデルを動力化
することはTMSにも掲載され誰もが一度は考えたことのある手法でしたが肝心の動力が高価
に付くことと入手難で実現に至る方は稀でした。 

  クモハ52型を先頭とする流電編成です。飯田線バージョンで私もかつて新幹線の車窓から
豊橋構内に止まっているこの編成を見かけたことがあります。この作品はフルスクラッチのペ
ーパー製です。窓抜きのシャープさ仕上がり美しさ供に見る者を唸らせる出来栄えでした。

  153系新快速です。実車は昭和47年から昭和55年位まで京阪神で活躍をしました。この
カラーは湘南色ばかりの当時としてはかなり斬新で、かつて中学生だった私は京都で見たイン
パクトが強烈だった覚えがあります。 この作品は市販のブラスキットを組み立てられ車内まで
細かく作り込まれていました。側面の行き先表示や先頭車のデフロスター等等、目が点になる
出来栄えでした。 走行は上々でかつての京阪神のスプリンターを十分に彷彿させて頂きまし
た。


 秩父鉄道の有蓋貨物車タイプです。ホビーモデルのワキ5000のリブ部を改造しカラーや表
示を秩父タイプとした作品です。台車もアダチ製に換装してあります。

 

製作作品ではありませんがキティちゃんの楽団を乗せた車両も登場しました。キティちゃんの
頭は車両限界内に収まり快調に走りました。

  春先の運転会は気候もよくほのぼのとした運転会を開催することができまし
た。参加者も何年か前のように多くはありませんが運転会の実行には一行に
差し支えがないのと少人数でかえってまとまりがついていることなどから今後も
年に3,4回ペースで開催して行きたいと思います。
次回はJAMコンベンション出展及び生涯学習センターまつり出展等の予定が
ありちよっと遅くなりますが9月か10月頃を予定しております。

  この程Nゲージのレイアウトを作った会員がおり当会の会員のNゲージレイ
アウトとしては4体目にあたるものがこのほど登場する予定です。
  このレイアウトを使用した運転会が近日中に可能であれば開催を予定して
おります。


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